徒然CURIOSISM

学びクリエイター朝森久弥とサークル「CURIOSIST」のブログです。

マイベストブック2018

去年に引き続き朝森久弥の「マイベストブック」、すなわち2018年に読んだ本のうち、私の人生に特に影響を及ぼした本を紹介するコーナーです。
以前の記事に書いたように、マンガ部門とマンガ以外部門に分けて発表します。

マンガ部門

Dr.STONE

私もこんなマンガが作りたかった。学べて楽しいド王道の少年マンガ
あーーーー先越された!このマンガを読む度にそう思います。
私はかつてK談社の新卒採用に応募してプレゼンしてきたくらい、学べるマンガに思い入れが強いのです(集A社は年齢制限で受けられなかった)。あるいは、もし絵が描けたらこういうマンガを描く道に進もうとしていたでしょう。描けないので学べる同人ゲームを作り続けているのですが。
けれども、よしんばどれだけ絵が上手く描けたとしても、私にこれだけの作品は作れなかったと思います。人類総石化からの、科学者による文明再興を目指すSFサバイバル。このコンセプトだけでも一応理系畑の私としては注目せざるを得ませんが、それだけではここまでのめり込むことは無かったでしょう。まず、主人公・千空がめっちゃカッコいいんですよね。白衣を身にまとった天才科学少年で合理的な思考を好む……というのはいかにもなキャラメイキングですが、そうでありながら情に厚い。人を助けずにはいられない。露悪的に振舞っているが、自分が大好きな科学を決して裏切らない。少年マンガの主人公以外の何者でもありませんね。加えて、千空は天才ではあるけれども彼だけで何をか達成できたことはほとんどなくて、むしろ科学とは縁遠そうなのも含めた仲間たちとの共闘があって初めて物事が進むのがとても好きです。Dr.STONEのテーマを一言で言えば『科学ってスゲー!』になるんでしょうが、個人的には『人間ってスゲー!』が本当の所じゃないかと思っています。
作中で千空らが現代文明にもつながる色々な物を作っていく様は、ここまで上手くいくかよと思いつつもきちんと監修が付いてる上少年マンガの勢いがあり説得力があります。これで興味を持ったら各自深掘りするでいいのです(危ないモノは上手にボカしてるのも良い)。あと、ジャンプの人気マンガなのに引き伸ばし感が全くなく、出し惜しみしない。極めつけは、作画担当のBoichi先生のクオリティの高さ。週刊連載もう一本抱えてるってマジ!?作中のどんな偉業よりも、奇跡的ではないでしょうか。
こんなの、真似できるわけがありません!

マンガ以外部門

りゅうおうのおしごと!

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

りゅうおうのおしごと! (GA文庫)

もはやロリラノベではない。熱き血潮たぎるガチンコ将棋バトルラノベ姉弟子は正義。
私も大人だから分かりますよ、この作品がまずロリを前面に押し出さねばならなかった背景は。実際、ヒロインがロリじゃなければここまで注目を浴びることもなかったでしょう。マンガというメディアが時として人に学ばせる力を持つのと同様に、ロリラノベもまた、ある層の現代人を引き付けるには鉄板のフォーマットなのです。
そうは言っても、何でもロリにすればいいわけではありません。数多のロリコンテンツと比較して『りゅうおうのおしごと!』が傑出している点は、ロリに必然性があることです。何せ将棋と言うのは、幼い時に大人顔負けの才能を発揮するのが当たり前の世界。主人公の九頭竜八一は高校生でタイトル戦に挑戦しますし、メインヒロインの雛鶴あいは10歳で女流棋士(プロ)になりますが、どれも現実の将棋界ではよくあることです。荒唐無稽さがほとんどない。何なら現実の将棋界の方がよっぽど破天荒なくらい。これほどロリコンテンツに適した題材はなかなか見つけられないのではないでしょうか。
本作は、若くしてプロ棋士として活躍する主人公・八一の活躍を綴るのが本筋ですが、他のキャラがそれぞれ主人公を張れるくらいの魅力と熱量を携えています。将棋という、ある意味ではゲームのひとつ、あるいはスポーツのひとつでありながら、文字通り人生を賭ける人々。将棋で人生を賭けるといえばやはり奨励会で、奨励会での仁義なき闘いを綴った作品は多数あります。『りゅうおうのおしごと!』にももちろん奨励会の話は出てくるんですが、そうでない場面でも次々と、人生を賭けた戦いが勃発するんですね。あぁ、この人たちは将棋によって自己の存在証明をしないと生きていかれないんだということが、たとえ作中の将棋場面の話があまりよく分からなくてもひしひしと伝わってきます。一方で将棋ファンが読めばきちんと分かるようなネタがそこかしこにちりばめられている。棋士サイドの協力も積極的と聞きますが、作者が将棋を愛し、深い敬意を持って物語を紡いでいるからこそ成立する作品でしょう。
ロリラノベのテンプレ的には、主人公の正妻は雛鶴あいになるはずですが、私は姉弟子こと空銀子こそが八一の真のヒロインだと思っています。女流棋士相手では敵なしなのに、男性棋士に交じればそこそこでしかない(これもまた現実そっくりだから将棋界怖い)。女性初のプロになれたとしても、八一らトップクラスにいる棋士には到底及ばないことが運命づけられている。それでも、八一の傍にいたい一心で血みどろになって指し続ける。どいつもこいつも将棋バカな本作キャラの中でも、銀子の将棋しかない感は異常です。世界一切ない恋ですよ。本当に、報われてほしい……。

ノミネート作品一覧

マイベストブック2018のノミネート作品は以下の通りでした。
(並び順が順位を表すわけではありません)


【マンガ部門】
Dr.STONE集英社
ヒナまつりKADOKAWA
重版出来!小学館
・ランウェイで笑って(講談社
・二月の勝者(小学館


【マンガ以外部門】
りゅうおうのおしごと!SBクリエイティブ
・いみちぇん!(KADOKAWA
・人が病気で死ぬワケを考えてみた(主婦と生活社
・AI vs. 教科書が読めない子どもたち(東洋経済新報社
・本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること―沖縄・米軍基地観光ガイド(書籍情報社)


去年は意外とラブコメ少なかったですね。
年老いてきたからなのか、熱い気持ちになれる本を欲している傾向があるかもしれません。
重版出来!』は出版社が舞台のお仕事マンガですが、一見地味そうに見える仕事にもどんどんスポットライトを当て、カタルシスを生み出していくのが面白いです。
『二月の勝者』のテーマは中学受験。これは教育クラスタに首を突っ込んでいると否が応でも熱気が伝わってくるテーマで、ついに取り上げてくれたかという思いです。まだ3巻なので続きに期待。
『いみちぇん』は角川つばさ文庫のいわゆる児童書。漢字を書き換えて戦うという発想が秀逸。というか、ググってもらうと分かりますが、最近の児童書は絵柄がかなり“今風”で、こんな絵だったら私も小さい頃からもっと児童書読んでいたのになと思いました。
『人が病気で死ぬワケを考えてみた』はコミックエッセイとも言えなくもないですが、マンガ以外に分類。現役医師かつ漫画家のねじ子氏がタイトル通りのことを図解で分かりやすく説明してくれています。結局、死からは逃れられないんだなぁと寂しく思いつつも、気が晴れやかにもなる不思議な読後感でした。


今年も素晴らしい本に出会えますように。

2019年の抱負。

朝森久弥です。改めて、明けましておめでとうございます。
毎年恒例の「今年の抱負」です。去年の抱負を振り返り、今年の抱負を発表いたします。

2018年の抱負を振り返り。

全体スローガン:CURIOSISTファン面積の拡大


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース
いちおうできましたスマホ対応については、『キュードル! Right Answers』フリー版をブラウザゲームとして公開することで、PCでもスマホでも遊べる環境を用意しました。ただ、私のタブレットだと結構動作がもっさりしてるんですよね……。新作については、『キュードル! Tokyo Summer Challenge』と『キュードル! Q-dol Grand Prix』を予定通り頒布しました。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」の一部を紙媒体で発表
できませんでした。ゲーム制作、それと去年6月に始めた同人サークルCURIOSIST 公式チャンネルに予想以上に時間がかかり、手が回りませんでした。私の見立てだと2015年が日本オタク文化のひとつの臨界点だったと思っていて、この時から時間を置かずに書かないとどんどん鮮度が落ちていく危機感を感じています。どげんかせんといかん。


「教育データバンク」:進学校Map改訂準備と諸外国の教育制度調査の継続
多少進めましたが、不十分でした。進学校Mapは冊子版が思いの外多くの方に手に取っていただけているものの、データが古くそろそろ更新したいなと思い各地の情報をゴリゴリ集めている所です。諸外国の教育制度調査については、中国の高考について深堀りしたくらいで他にあまり手を付けられませんでした。むしろ、日本の大学入試センター試験の後継である大学入学共通テストの調査に多くの時間を費やした感があります。英語外部検定試験めっちゃ儲かりそうですね。


2019年の抱負!

全体スローガン:第三の矢を放つ


クイズゲーム進学校分析のCURIOSISTでーす!」

コミケにおける、CURIOSISTおなじみの宣伝文句です。実際、この組み合わせで出展しているのはウチだけなので(どちらか片方だけでも稀有という説もある)、その奇異さに注目していただけているところは多少あるのかなと思っていますが、残りひとつの柱である「日本オタク文化」が伸び悩んでいるのです。ここ3年ほどモノを出してないから当然なのですが。クイズゲーム進学校分析、日本オタク文化。脈絡が無いように見えて、どれも私の生き甲斐を象徴する存在であり、いずれも疎かにしたくありません。何と言っても、私の創作活動は日本オタク文化の出会いから始まったのであって、私なりにこの文化に恩返しをしたい。
そういうわけで、クイズゲーム進学校分析もきちんとやりつつ、今度の今度こそ日本オタク文化で成果を出すことにこだわりたいのです。具体的には……


「ゲーム制作」:「キュードル!」第7弾リリースにより、47都道府県キュードルコンプリート
⇒おかげさまで去年までに「キュードル!」を第6弾までリリースし、40道府県のキュードルを登場させることができました。あと7都府県です。直近3回は6人ずつの登場なので、もうひと頑張りする必要があります。あらゆる手を駆使して、夏コミ合わせの第7弾であと7人出してみせます。収録クイズも第6弾で1700問まで達したので、第7弾で2000問の大台に乗せたいです。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」の一部を紙媒体で発表
⇒去年と同じです。ただ、来年2020年5月に開催予定の『DOUJIN JAPAN 2020(仮)・コミックマーケット98』までには、「教科書 日本オタク文化」を書き上げたいと考えていて、とすると今年中には半分はできていないとマズいわけです。日本独自のサブカルチャーを結集し、情報を発信するこのお祭りで、この本を出さずしていつ出すというのでしょうか。私の30代の行く末が懸かっていると肝に銘じて書き上げます。


「教育データバンク」:進学校Map改訂作業とYouTubeでの継続的な発信
大学入試センター試験が2020年1月にラストなので、2020年春までの大学合格実績を踏まえた、進学校Map改訂作業を進めます。改訂作業完了は2020年末を予定していますが、2020年大学入試が終わってから調査し始めていると間に合わないので、今年のうちに、進学校の数が少ないor情勢変化が少ない地域から再選出作業を行っていきます。都会を除けば、2019年春までの実績で選んでも多勢に影響はないと考えていて、2020年春の実績が出たら情報を差し替えればいいわけです。加えて、改訂作業を進めながら、“進学校Map YouTube版”的なものを、同人サークルCURIOSIST 公式チャンネルで投稿したいと思います。Togetterまとめでは進学校Map系の記事で約100万PVを獲得しましたが、果たしてYouTube動画はどこまで視てもらえるか。CURIOSISTの新たな挑戦が始まります。


第一の矢、第二の矢は放てても、第三の矢が放てなければ三本の矢とは言っていられません。CURIOSISTの“成長戦略”が軌道に乗り、アサモリミクスが自らの流行語大賞になる。そういう一年にしていきたいと思います。


『知識の門番』たれ!


今年もよろしくお願いします。

C95御礼

朝森久弥です。明けましておめでとうございます。


昨年末のC95(コミックマーケット95)では、弊サークルCURIOSISTに多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。
毎回新作を出すことに定評のある(?)CURIOSISTですが、おかげさまで2013年以降の同人誌即売会では新作を出し続けていられています。
毎度ご協力いただいている皆さまには感謝してもしきれません。


さて、今回のコミケを振り返りますと……新作「キュードル! Q-dol Grand Prix」はサークル参加当日の午前3時26分にマスターアップしました。CURIOSISTにおけるマスターアップは、完成作として頒布するデータ一式(説明書なども含む)がすべて揃い、あとはメディアにデータをコピーするだけの状態になったことを指します。前回のコミケでは午前4時6分にマスターアップしたので、なんと40分も早くなったのです。
これは楽勝だな!さぁ、買いだめておいたDVD-Rにデータを焼きましょう、と我がデスクトップパソコンのCD/DVDドライブに空のメディアを挿入したところ……
反応しない!


ふつう、WindowsパソコンでCD/DVDドライブに空のメディアを挿入すると、メディアに対する操作を選ぶ画面が自動で表示されて、その流れでデータをメディアにコピーすることができます。前回のコミケの時は、何の問題もなくその通りコピーできました。今とまったく同じパソコンを使ってです。構成も変えていません。「ドライバを再インストールすれば治るかな?」とデバイスマネージャーを見ると、なんとドライブの存在自体が認識されていませんでした
あれこれ調べると、レジストリをいじれば治るとか、BIOSに問題があるとか出てきましたが、これらのやり方では解決できませんでした。レジストリは該当のファイルが見当たらなかったし、BIOSUEFIとかいう新しい仕様になってて「僕の知ってるブルースクリーンじゃない!」となったのです。ではハードの問題、たとえばケーブルが上手く刺さってないとか?でもパソコンの筐体を開けていじるのはリスキーすぎる。パソコンの初期化なんてますますしてる時間ない。あと1日、いや10時間あれば、新しい外付けドライブを買ってくることもできたでしょうが……。
「万事休すか……これでCURIOSISTの新作連続完成記録が途絶えるのか……」


その時です。手元にC94、つまり前回の夏コミで入手した、ノンリニアさんの「ブロック・ブロック!!」が目に入ったのは。
「ブロック・ブロック!!」は、キュードル!で芹沢ゆづを描いていただいたkoboshinnさんがグラフィック担当として参加していることで有名なパズルゲームです。この作品はC94ではパッケージで頒布されていたのですが、中を開けるとCDやDVDではなく、名刺サイズのダウンロードカードが入っていたのですね。ダウンロードカードに記されたURLにアクセスし、さらに個別のシリアルコードを入力することで、オンラインでゲームデータがダウンロードできるという仕組みになっています。
朝森は人一倍流行には疎いというか肌触りを大切にするパーソンなので、メディアが無いとは何事か!と入手当初はノンリニアを嘆かわしく思ったのですが、「これも時代の流れか……」と思い直しゲームデータをダウンロードしていました。ゲームは面白かったです。反射神経が鈍いのでEasyしかクリアできていませんが。
というわけで、「ブロック・ブロック!!」と同様にダウンロードカードを封入すればメディアを使わずともコミケでゲームを頒布できると思い立ち、タイムリミットの2時間半ほど前に急遽、新作「キュードル! Q-dol Grand Prix」のダウンロードカードの作成を開始しました。ここでお世話になったのがノンリニアさんも使っていたコンカです。コンカではダウンロードカード自体も作ってくれるそうですが、今回はゲームデータだけコンカに預けるコードオンリープランを利用しました。ゲームが手に渡るだろう人数分シリアルコードを作る必要があり、またファイルサイズが大きくなるとその分お金がかかりますが、今回のCURIOISISTの場合は、DVD-Rそのものの値段より若干高いくらいの費用がかかりました。
URLとシリアルコードを記載するダウンロードカードは、ノンリニアさんよろしく名刺サイズだと何かの拍子にポロっと落として失くすかもしれないので、DVDジャケットより一回り小さいサイズの紙、具体的には12cm×18cmの紙に印字しました。もはやカードというサイズではないですね。

こんな感じの紙です。これをジャケットの中に挟んで頒布することにしました。
ダウンロード期限は2021年12月29日(C95当日から3年間)ですので、お買い求めいただいた方は忘れないうちにダウンロードを済ませていただくことをお勧めします。


なお、サークル参加者には、コミケで初頒布する作品を見本誌としてコミケ準備会に提出する義務があり、それもオフラインで頒布物の内容が確認できる必要があります。つまり「作品データはオンラインにあるので、URLを記したダウンロードカードを頒布します!」の場合も、作品データをDVDなどのメディアに収録したものを提出しなければならないのです。このためCURIOISISTでは、準備会提出用にゲームデータをコピーしたDVDを1枚だけ準備しました。
……あれ?ドライブが使えなかったんじゃなかったの?いえ、パソコンが1台しかないとは誰も言ってません。古いノートパソコンを引っ張り出してきて、これに内臓のドライブでDVDを1枚だけ焼きました。古いパソコンなので起動にも数分かかり、頒布用に何十枚も焼くのはとても無理なスペックでしたが、1枚だけならどうにかなりました。というか、これがどうにかならなかったら準備会への見本誌提出ができずあえなく新作を落としていたところです。本当に助かりました。もちろん確認はしましたが、コンカにアップしたデータと同じものがきちんと焼けていたことを祈ります……。(コンカにアップしたのはzipファイルなのでDVDにもzipファイルを焼いたはず。頒布するものをそのまま提出することになってるのでこれでいいですよね?準備会が内容を確認するにはzipを解凍する手間がかかりますが、それはさすがにやってくれてますよね?)


というわけで、今回もギリギリにギリギリなサークル参加となりました。「同人ゲームは、前日までにデータが揃えば頒布できる!」とは一筋縄ではいかないんですね。もうコミケには20回以上サークル参加(委託含む)していますが、今回のヒヤリハット経験を踏まえ、みなさまにおかれましてはより余裕を持ったスケジュールで制作されることをお勧めします。もちろん自戒を込めて。


ちなみにですが、我がデスクトップパソコンのCD/DVDドライブをたったいま起動したところ、問題なくメディアもドライブも認識されました
本当に何だったんだろうな……。


2019年も、どうぞよろしくお願いします。

C95サークル参加情報

こんにちは、朝森久弥です。
同人サークルCURIOSISTは、コミックマーケット95(C95)にサークル参加します。
配置は、2日目12月30日(日) 東6ホール タ48bです。

今回のおしながきは以下の通りです。


新作は『キュードル! Q-dol Grand Prix』
(略称:キュードルQGP)
アイドル育成クイズゲームの第6弾です。
DVD-ROMに収録したPC向けゲームで、頒布価格は600円。

例によって、中身より先にできたジャケットを貼り付けておきますね。


キュードルQGPは、第5弾TSCではライバル事務所だったワイズマンプロモーションが主な舞台です。
と言っても、とある事件で事務所が無くなってしまう所から物語が始まるのですが……。
ワイズマンプロモーション唯一のキュードルユニット・ピュアナレッジは、最大の強みだった資金源を失うも、メンバーを6人まで増やし、キュードルユニット日本一を決める祭典・キュードルグランプリ(QGP)を目指して活動を開始します。

ゲーム中の画面(開発中のものです)をご紹介。
社長令嬢である織田英玲奈の部屋が背景なので、金持ってそうに見えますが、事務所には本当にお金がありません。
四択クイズを解くレッスンをして自らを鍛え伸ばしつつも、定期的にライブを開いて活動資金を稼がねばなりません。
ライブでは他のユニットとのクイズバトル(対バン)もあって、勝つと評判が大きく上がります。
評判をある程度以上に上げればQGPに招待され、そこで優勝すればハッピーエンドというわけです。
お金や評判といったこれまでには無かったパラメータが出てきますが、最終的にはクイズが解ければ大体大丈夫です。
クイズはすべてを解決する。


収録クイズは第5弾TSCから追加して1700問超、登場するキュードルも40人に増えました。
キュードルにはそれぞれ出身都道府県があるのですが、次回でコンプリートできるかな……?


旧作で当日頒布予定のものは次の通りです。
【ゲーム】
・キュードル! Tokyo Summer Challenge(2018年/C94初出) 600円
・キュードル! Geel Seeker(2017年/C93初出) 600円
・キュードル! Versus The West(2017年/C92初出) 500円
・キュードル! Right Answers(2016年/C91初出) 500円
・キュードル! Fresh Q-dol festival(2016年/C90初出) 500円
国立オタク学院(2015年/C88初出) 500円
おざわのやぼう弐(2013年/C85初出) 500円
・CURIOSIST ザ・ベスト(2013年/C85初出) 500円
恋には落ちても、受験には落ちないんだからねっ!(真の完成版)(2013年/Comic1☆7初出) 500円
くいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜(2011年/C81初出) 500円
【同人誌】
・日本オタク文化検定2015(2015年/C89初出) 500円
進学校Map vol.6 [首都圏編](2017年/コミティア119初出) 400円
進学校Map vol.5 [北陸・甲信越・山陰編](2016年/ガタケット148初出) 300円
進学校Map vol.4 [東海・山陽編](2016年/コミックライブin名古屋 オータムスペシャル2016初出) 300円
進学校Map vol.3 [関西編](2016年/こみっく★トレジャー27初出) 300円
進学校Map vol.2 [四国・九州編](2016年/コミックシティ福岡39初出) 300円
進学校Map vol.1 [北海道・東北・北関東編](2015年/コミティア112初出) 300円


前回、進学校Mapシリーズが片っ端から完売してしまったので、いくらか増刷する予定です。
と言ってもそこはピコ手クオリティ、刷っても10部とかなので、欲しい方はなるべく早めにお越しいただくことをお勧めします。
また、CURIOSISTの作品に制作スタッフとして参加した方には、参加作品の完成作を1部差し上げています。
過去作も含めて、まだ受け取っていない方は、ぜひこの機会にスペースまでお越しください。


完成するか本当に予断を許しませんが(いつものこと)、皆さんと無事コミケでお会いできることを心から願っています。

C94サークル参加情報

こんにちは、朝森久弥です。
同人サークルCURIOSISTは、コミックマーケット94(C94)にサークル参加します。
配置は1日目8月10日(金) 西1ホール ら01aです。
(久しぶりのお誕生日席!)


今回のおしながきは以下の通りです。


新作は『キュードル! Tokyo Summer Challenge』
(略称:キュードルTSC
アイドル育成クイズゲームの第5弾です。
DVD-ROMに収録したPC向けゲームで、頒布価格は600円
ジャケットだけ完成しているので、画像を貼り付けておきます。


TSC』の主人公は、加藤歩結(あゆ)。東京にあこがれる岐阜弁女子です。
英知興業のキュードル研修生に選ばれた歩結は、夏休みの間東京でキュードル活動に励み、正規メンバーへの昇格を目指します。
歴代のキュードルを含み30人以上のキュードルをスカウト・育成できるますが、『TSC』ではあくまで歩結の正規メンバー昇格がゲームクリアの条件なので、歩結をキュードルとして育て上げることが第一目標になります。

基本的には、クイズステージをひたすらこなして歩結のランクを上げ、途中何度かある対バン(クイズバトル)に勝利していけばいいのですが、『TSC』では新たに“体力”というパラメータを設けました。体力を消耗するとクイズステージで成果が出しづらくなるので、適度な休息が必要です。
また、『TSC』には歩結と同期の研修生として栗栖有希広島弁女子)と占部眞衣(博多弁女子)が登場し、歩結とともに正規メンバー昇格を目指します。じゃあ有希と眞衣も育成しなきゃいけないのかって話ですが、今回は歩結の成長に伴って有希と眞衣も成長するようにしたので、プレイヤーは歩結の育成に専念すれば大丈夫です。
なお、研修生と先輩キュードルでは経験量に圧倒的な差があるので、先輩キュードルをうまく頼ってクイズステージをこなしていくのが早く成長するコツです。

クイズは、前作『GS』から追加・修正を行い、収録数1500問を突破しました。これからも、知れば役立つ知識を発掘し、一人でも多くの人に届けていきたいと思います。


旧作で当日頒布予定のものは次の通りです。
【ゲーム】
・キュードル! Geel Seeker(2017年/C93初出) 600円
・キュードル! Versus The West(2017年/C92初出) 500円
・キュードル! Right Answers(2016年/C91初出) 500円
・キュードル! Fresh Q-dol festival(2016年/C90初出) 500円
国立オタク学院(2015年/C88初出) 500円
おざわのやぼう弐(2013年/C85初出) 500円
・CURIOSIST ザ・ベスト(2013年/C85初出) 500円
恋には落ちても、受験には落ちないんだからねっ!(真の完成版)(2013年/Comic1☆7初出) 500円
くいけん! 〜美浜高校クイズ研究部物語〜(2011年/C81初出) 500円

【同人誌】
・日本オタク文化検定2015(2015年/C89初出) 500円
進学校Map vol.6 [首都圏編](2017年/コミティア119初出) 400円
進学校Map vol.5 [北陸・甲信越・山陰編](2016年/ガタケット148初出) 300円
進学校Map vol.4 [東海・山陽編](2016年/コミックライブin名古屋 オータムスペシャル2016初出) 300円
進学校Map vol.3 [関西編](2016年/こみっく★トレジャー27初出) 300円
進学校Map vol.2 [四国・九州編](2016年/コミックシティ福岡39初出) 300円
進学校Map vol.1 [北海道・東北・北関東編](2015年/コミティア112初出) 300円


CURIOSISTは、旧作もできる限り長期間頒布するように努めていますが、机に並べられる量にも限界があり、やむなく絶版にするケースも少なくありません。ご希望のものがあれば、お早めにお買い求めいただくことをおすすめします。
また、CURIOSISTの作品に制作スタッフとして参加した方には、参加作品の完成作を1部差し上げています。過去作も含めて、まだ受け取っていない方は、ぜひこの機会にスペースまでお越しください。


厳しい暑さが続きますが、体調を万全に、無事にコミケに参加していきましょう!

マイベストブック2017

 お待たせしました(誰も待ってない)。
朝森久弥の「マイベストブック2017」、すなわち2017年に読んだ本のうち、私の人生に特に影響を及ぼした本を紹介するコーナーです。
こちらの記事に書いたように、マンガ部門とマンガ以外部門に分けて発表します。

マンガ部門

かぐや様は告らせたい

30年生きてて一番笑わされたラブコメだった。藤原書記お可愛いすぎる。
はい、例によってラブコメです!
しかしこのマンガ、ラブコメなのは確かですがお色気要素がこれといってありません。ヤングジャンプ連載なのになんという暴挙……。
じゃあこのマンガのウリは何かというと、副題にある通り「天才たちの恋愛頭脳戦」にあります。舞台は超エリート高校の秀知院学園生徒会。ここの生徒会長・白銀御行(しろがねみゆき)と副会長・四宮かぐや(しのみやかぐや)は互いに惹かれあってるのですが、素直になれないふたりは「恋愛は告白した方が負け!だから相手に告白させたい!」と、あらゆる場面でイチャイチャする画策するのが基本の物語となっています。相手が自分に惚れていることが言い逃れできない状況に追い込む→相手が告白してくれるということで、ふたりは隙あらば相手にモーションをかけていきます。その機会ひとつひとつがまさに学園生活あるある、ラブコメあるあるで、ある意味で日本の学園もの・ラブコメものの百科事典になっているのです。少年向けから少女向けまで、作者の赤坂アカ先生は、本当に学園ラブコメというのをよく研究していることがうかがえます。
そうした前提があるうえで、主人公らのリアクション(顔芸)を見るのが楽しい。ラブコメはLove ComedyなはずですがComedy要素が薄いラブコメが多い今日この頃、めくればめくるほど笑いを誘うラブコメは貴重です。赤坂先生、どんだけ表情の引き出しを持っているんだ。何ならタッチも変幻自在だし。それでいて、要所要所のLoveパートではキチンと赤面顔を出してくるから本当にずるいです。
私は「かぐ告」は単行本派で、2018年1月にようやく8巻まで読んだわけですが、7巻で出てきた伊井野ミコがこれからどこまでお可愛いくなるのか楽しみです。かぐや様は乙女でお可愛いですし藤原書記は天然でお可愛いですしはーさかさんは健気でお可愛い、白銀会長も石神会計もお可愛い。まったく、このマンガのキャラみんなお可愛いじゃないか!

マンガ以外部門

エロマンガ先生

エロマンガ先生(1) (電撃コミックスNEXT)

エロマンガ先生(1) (電撃コミックスNEXT)

全身全霊で恋する子たちが熱くて尊い。ムラマサ推しです。
またラブコメかよ!!!
だって仕方がない、私は家に数えきれないほどの本があるが、本を読んでいる時間の半分以上はラブコメに費やされているといってもいい……。
このラノベの著者は、あの『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を書いた伏見つかさ先生です。テーマは『俺妹』同様、兄妹での恋愛。ただ、エロマンガ先生の兄妹は義理の関係なのでタブー感は薄れました。それでもふたりが結ばれるためには色々なハードルを乗り越えねばならないのですが。男子向けラノベ全般に言える話ですが、主人公の男というのはめっちゃモテます。そして鈍感。このラノベの主人公・和泉政宗もご多分に漏れずその傾向があるっちゃありますが、妹の紗霧一筋なので、ラブコメ主人公として一本気が通っていて好感が持てます。
政宗は中学生でデビューした現役高校生作家だし、周りにも中学生作家がゴロゴロいるし、紗霧に至っては小学生でイラストレーターデビューと、若さのインフレが激しいのはご愛敬。このラノベで描かれてる恋愛模様自体はド直球なので、主人公が高校生でかつ義妹と恋愛となると、この年齢設定が妥当だったんじゃないでしょうか。ただ、政宗や山田エルフ、千寿ムラマサといった作家たちの仕事にかける姿勢は大人顔負けというか、なるほどラノベ作家ってこういう想いで仕事に向かっているのかとうなずくことしきりでした。あと、エルフやムラマサが「あなた(正宗)と一緒になれないくらいなら死ぬ!」くらいの勢いで迫ってきつつも、政宗はやっぱ紗霧を選ぶ、それでもド修羅場にならない絶妙なバランスに安心感を覚えます。本作はラブコメとはいえ激アツな作家物語であり、作家としての成功がラブコメとしてのハッピーエンドにも繋がっているというのがその要因じゃないでしょうか。この構造は『俺妹』にはなかったものです。
それにしても、高砂智恵は(男オタクが考えた)さいきょうのいせいのともだちですね……本当に伏見先生は刺さるキャラを作ってくるのが上手い。

ノミネート作品一覧

マイベストブック2017のノミネート作品は以下の通りでした。
【マンガ部門】
・青のフラッグ(集英社
かぐや様は告らせたい集英社
川柳少女講談社
Dr.STONE集英社
・りぶねす(講談社
【マンガ以外部門】
エロマンガ先生KADOKAWA
エロゲー文化研究概論(総合科学出版)
・観光コースでないアフリカ大陸西海岸(高文研)
・2018年受験用 全国高校入試問題正解(旺文社)
ボードゲームカタログ 201(スモール出版)

やっぱりラブコメだらけですね。どんだけ煩悩の塊なんだ私。
『青のフラッグ』はこれ別冊マーガレットかな?と思うほどの透き通った恋愛モノですが、ジャンプ+で連載してなければ私は手に取ることがなかったでしょう。
エロゲー文化研究概論』はまさにエロゲーの歴史を語る本ですが、エロゲーを制する者は日本オタク文化を制すると言わんばかりに、縦横無尽な知識のカバーに感服しました。
『全国高校入試問題正解』はその名の通り高校入試の過去問が載ってまして、教育クラスタとしてようやく全巻揃えたのですが、自治体によって高校入試って傾向もレベルも全然違うやん!って驚きまくっています。この辺で得た知見は、また同人活動などでフィードバックしたいですね。


今年も素晴らしい本に出会えますように。

2018年の抱負。

朝森久弥です。
改めて、明けましておめでとうございます。
毎年恒例の「今年の抱負」、いつも通り、去年の抱負を振り返ったのち、今年の抱負を発表いたします。

2017年の抱負を振り返り。

全体スローガン:アウトプットに裏付けられたブランディング


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース
一部だけできました。スマホ対応はかなわなかったものの、新作として「キュードル! Versus The West」「キュードル! Geek Seeker」の2本を世に送り出すことができました。
スマホ対応に向けては、RPGツクールMVからスマホアプリ化できる「Monaca for RPGツクール」を試したのですが、上手くいかず。実は、私のタブレットの中には既に「キュードル! Fresh Q-dol festival」のAndroid版が入っているのですが、いざクイズステージをやってみると、なぜかタイマーが約2分の1の速さでしか動かず、世に出すには改良が必要という判断に至りました。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」を1章分以上発表
できませんでした。ゲーム制作に思いの外時間がかかり手が届かず……。あと、昨今の日本オタク文化事情を鑑みるに章立ての変更が必要になったので、元々立てていた台割を再検討していました。今度こそこの台割で固まった、はず。


「教育データバンク」:「大学のセキララ」の完成
できませんでした。「大学のセキララ」は、ベールに包まれている日本の大学の実態を定員充足率と財政事情からつまびらかにする企画でしたが、ここにきて大学の情報公開が積極的になり、大学ポートレートなどの有用なサイトが現れるようになりました。よって、「大学のセキララ」はいったん休止としましたが、日本の大学業界が良い方向に進んだのは良かったことだと受け止めています。

2018年の抱負!

全体スローガン:CURIOSISTファン面積の拡大


CURIOSISTはいま、第3ステージに突入していると見ています。
大学(学部)に通いながら、ごく小規模に同人ゲームを作っていた第1ステージ。
大学院生として研究者を目指しながら、色々な人と同人ゲームを作りつつ、進学校Mapなど他のことに手を広げた第2ステージ。
就職して生業に精を出す中、「ゲーム制作」「日本オタク文化」「教育データバンク」の三本柱を推進する第3ステージ。
おかげさまで、ネットの世界では「なんかクイズゲームいっぱい作っている人」進学校にやたら詳しい人」という評判を得られるくらいにはなったんじゃないかなと思いますが、これだけでは飽き足らないのがCURIOSISTである朝森久弥という人間です。
引き続き三本柱をしっかりと伸ばし育て、今までCURIOSISTを知らなかった人にも、CURIOSISTの名が知られるようになりたい。具体的には…


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース
⇒悔しいかな、去年とまったく一緒ですね。「キュードル!」スマホ対応について、形態は色々考えているんですが、ネイティブアプリではなく、ブラウザゲームにするのも一案だと思っています。これまでCURIOSISTのゲームを遊んでいただいているPCユーザーの人たちと、まだCURIOSISTのゲームを遊んだことがないスマホユーザーの人たちが共に遊べる場を提供していきたい。
新作リリースについては、キュードル!の第5弾と第6弾をコミケ合わせで制作する予定です。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」の一部を紙媒体で発表
⇒これも去年とほとんど変わらないのですが、敢えて「紙媒体で」と付したのは、形として残るものを今年のうちに出しておきたいという決意の表れです。「進学校Map」のときと同じように、まず「教科書 日本オタク文化」の内容をTwitterか何かでつぶやき、それをTogetterか何かでまとめ、ある程度溜まったら書籍化(同人誌化)しようと考えています。
つぶやきながらフォロワーの皆さんのコメントをいただきつつ、よりよいオタクの正史を作っていきたいと思います。よろしければご協力ください!


「教育データバンク」:進学校Map改訂準備と諸外国の教育制度調査の継続
⇒現在公開している進学校Mapは結構古いです。2013年までの情報で選定されているため、2018年の今となってはあちこちにガタが来ています。そこで、2020年の改訂を目指し、今から中学・高校入試や大学合格実績の記録を集め、準備を進めていきます。なぜ2020年かというと、現行のセンター試験が2020年1月にラストを迎え、2021年1月から、大学入試共通テストという新テストが始まるからです。現行の大学入試システムが終わる瞬間の進学校の情勢をまとめておくことは、新制度が始まり情勢が変化したときに、比較材料としてきっと重宝するでしょう。
また、去年から日本だけでなく海外の教育制度にも興味を持つようになり、手始めに中国の高考やフランスのグランゼコールの制度を調べました。今年はさらに他の国の教育制度を調べていき、諸外国にも進学校というものは存在するのか、エリート養成にどのように臨んでいるのかを探求していこうと思います。


これまでに続けてきたことは大切にしつつも、新しいフィールドに向けてアウトプットしていくことで、CURIOSISTというブランドが、より広範囲に受け入れられるようにしていきたい。そうして、楽しい学びを世に広めていくことが、ひいては私が人生を賭す目標である「一人でも多くの人の人生の選択肢を増やす」を実現する確かな一歩になると確信しています。


あっという間に30歳!短い人生、出し惜しみせず過ごそう!


今年もよろしくお願いいたします。