徒然CURIOSISM

同人サークル「CURIOSIST」主宰・朝森久弥の雑文の集合体です。

やぶうち優先生、この度はおめでとうございます!

 今日立ち読みした週刊少年サンデーで初めて、平成20年度の第63回『小学館漫画賞』最終選考結果のお知らせ | 小学館
に、やぶうち優の「ないしょのつぼみ」が選出されてることを知りました。

ないしょのつぼみ (1) (ちゃおフラワーコミックス)

ないしょのつぼみ (1) (ちゃおフラワーコミックス)


 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!


 でも、今日まで気付かなかった私って……orz

 何を隠そう、私は「少女少年」時代*1からのやぶうち優ファンであり、今もコミックスは集めています。サイン会に行って平成生まれの女の子たち沢山の列に並んだのも、今となってはいい思い出です(´ー`)


 表紙画像を見て、「やっぱ朝森は……」と思った人、ちょっと待って頂きたい。


 「ないしょのつぼみ」は「小学五年生」で連載されていて、小学五年生前後の登場人物たちの日常と少し不思議な出来事を描いたマンガです。

 大きな特徴としては、このマンガの本来の想定読者層にとっての関心事を、真正面から取り上げていることが挙げられます。具体的には、「初経」や「初めてのブラ」の話題が出たり、「精通」に遭遇したりします。各方面から、性教育マンガ」*2と評価されているのはこのためと言えます。

 この点だけでも私を唸らせるのには十分です。
 しかしながら、私はそれ以上に、「ないつぼ」において、
・登場キャラの豊かな心情の描写
 と、
・作品にこめられている温かいメッセージ
 を評価したいと思います。


 決して絵柄という“記号”だけで読者を惹きつけようとするのではなく*3、キャラの揺れ動く心情を確かに読者に伝えるために、表情・台詞・コマ割りに気を遣っているのが見て取れます。


 「ないつぼ」は何故かとら○あなの棚にも並んでいますが、どうかこれから手に取る皆さん(特に大きなお友だち)は、“記号”だけに満足しないで頂きたいなぁと思います。

*1:私が小学六年生の時に読んでた

*2:これは「少女少年」でも同様で、やぶうちマンガの一大ジャンルとも言えます

*3:まぁ二十年以上プロで活躍されている先生ですから、流行の絵柄の研究はされているようですが