想定どおり( ̄ー ̄)ニヤリ
毎度おなじみ日本オタク文化検定、初公開から1年以上たっていますがいまだにコンスタントに受験者がいて何よりです。
ごく最近ですと、特にアイマスのファンの方々に多く受験して頂いたようで。たまにググって見ると興味深い感想が頂けるのが本当に嬉しいです。
周囲に感化されて、俺も日本オタク文化検定やってみた【ヲタ日記】(5/18 21:00追記)@シュウの徒然空間
過去に何度も述べているように、日本オタク文化検定は「バランス」を是としており、“日本オタク文化”の範囲内であらゆるジャンルを捕捉しようと日々努力しています。こうすることで、一部の作品群に興味のある人だけでなく、オタクの出来るだけ幅広い層の人にこの検定を受験してもらいやすくなります。さらにあらゆる興味の持ち主が受験するので受験して抱く感想も千差万別。私はそれを収集することで、あらゆるタイプのオタクの習性を知ろうとしているのです。そう、私の野望のひとつ「日本オタク文化*1を科学する」達成のために、いまは先行調査の段階なのです。
先ほど「バランス」重視と言いましたが一方で、この検定は近年の作品に偏った出題傾向となっています。
もちろん、出題者の年代*2でキャッチ出来るのが最近の方が圧倒的に多いのも事実ですが、ある程度は意図的偏りでもあります。
その理由のひとつは、3ヶ月ごとに*3回を重ねていく検定ゆえ、その3ヶ月で新たに世に出た作品を積極的に題材に取り上げる必要性があること。
もうひとつは、「鑑定を作ろう!」全体の傾向とも言えるのですが、受験者の多数が私より年下の世代であることです。
信頼性は高くありませんが、一応検定内で取ったアンケート(末尾にあるQ31.をご覧ください)はこんな感じになってます。
第4回('08夏)日本オタク文化検定3級の統計
第4回('08夏)日本オタク文化検定2級の統計
第4回('08夏)日本オタク文化検定1級(アニメ・マンガ編)の統計
第4回('08夏)日本オタク文化検定1級ゲームラノベ他ホビー編の統計
日オタ検受験者の3分の2は平成生まれのようです。
検定制作者として、「受験してもらえる人に楽しんでもらう」要素もある程度は考慮しなければなりませんので、単純に古今東西の作品を出題対象にするわけにもいかないのです。
しかしながら、昔の作品にも良作は多数あるのも事実。そこで当検定問題を作成するときは、「過去の名作枠」又は「大河作品枠」を全出題数の15%程度確保しています。
もっとも受験者が多い3級 (08’第1回)には特にその枠を設けていませんが、最近うpした第6回3級('09冬)には、過去の名作枠として“幽☆遊☆白書”や“手塚治虫作品”、“ウルトラマン”、大河作品枠として“忍たま乱太郎”や“ボンバーマン”、“シムシティ”を取り上げています。
いわゆる第一世代や第二世代に属するとされるオタクの方々向けかと言われると少し微妙ですが、現代でも語り継がれている名作をも積極的に取り上げる方向に徐々にシフトさせてきたのは事実です。
是非一度、双方受験してそのテイストの違いを味わってみてくださいな。
んで。
今制作中の第6回1級('09冬)は、これまで2つに分割していたのを1つにまとめ、計48問*4の重厚な作りになる予定です。出来上がり次第、こちらも是非お試しくださいな。
それでは。