徒然CURIOSISM

同人サークル「CURIOSIST」主宰・朝森久弥の雑文の集合体です。

陵辱ゲームが人に与える影響を脳科学的に考察しようとしてみた


朝森久弥です、こんばんは。

まず、本日のWeb拍手受付はこちらです。

いつも拍手&コメント頂きありがとうございますm(_ _)m



以下のお話は、18歳以上の大人じゃないとちょっと理解しがたいかもしれませんので、ご留意を。




あらら、事態は結構大きくなっていたのね……。
凌辱系エロゲー、製造・販売禁止へ@痛いニュース(ノ∀`)

元はといえば英国(のアマゾン)でも「性暴力ゲーム」がゲットできることから「何でそんなゲーム売ってるんだ」と騒ぎになって、
海外の人権団体が「女性の人権侵害を許容する風土から生まれたゲームがあってはならぬ!販売禁止にしろ!」と抗議し、
専らエロゲを審査している団体であるソフ倫が、「陵辱系エロゲ禁止だよー」と自主規制した、と。


ソフ倫があっさり自主規制を敷いたのは、これをきっかけに「やっぱ児ポ法変えちゃおーぜ」という手合いが勢いづかないように先手を打ったというのが大方の見方でしょう。

109 : ニリンソウ(東京都) :2009/06/02(火) 19:27:05.88 id:ZSuLceFu
>>90
自主規制することで表現の自由を守ったんだよ。
法律作られたら片っ端からアウトにされるだろ。
だから先手を打った。

(from 陵辱系ゲームソフト、製造・販売が禁止に@日刊スレッドガイド


元はといえばAmazonがーとか、表現の自由がーと言うは易しですが、この業界はもともとこーいうリスクを孕まざるを得ないわけで。
どんな表現をしようとそれは尊重されるべきだと思うけど、世間がその表現をどう思ってるのかは、表現者もそれを楽しむ者も把握しておかないと、ということでしょう。


さて、この問題で私が最も興味を持ったトピックは、実は↑のような政治的なお話ではありません。

93 : ミミナグサ(愛媛県):2009/05/28(木) 19:35:09.20 id:ji0vZwNg
AVや漫画はいいのかよ
ゲームだけ規制しなければならない理由が全くない
ただの表現弾圧だろ

102 : ビオラ(dion軍):2009/05/28(木) 19:35:18.66 id:Ug9udScF
実写のAVのレイプ物はOKでゲームはダメってどういうこと

206 : オダマキ(秋田県):2009/05/28(木) 19:37:05.18 id:WhSgKAw7
AVやレイプシーンのあるドラマも規制だな

(from 凌辱系エロゲー、製造・販売禁止へ@痛いニュース(ノ∀`)

私はふと、考えました。

「同じ題材でも、媒体が違うと人に与える影響は違うのかな?そうだとしたら何が違うのかな?」

いや、単純にエロゲ業界はロビー活動が下手だからAVとかに比べて目を付けられているだけ、と言うのならそこでこの話はお終いなのですが。

ただ何も書き残さないとなると、そう思い立ったが故に色々な本や学術論文やWebサイトを漁っていた約7時間が無駄になってしまうので、もう暫く続けてみることにします。



同じお話でも、それがゲームなのか実写なのかマンガなのか、はたまた小説なのか?伝達媒体によって受け取り方が違う、ということはまぁ、感覚的には多分そうだろうと認めて頂けると思います。


そこで、人の認知活動を司る脳、特に前頭前野に注目します。昨今ではfMRIやNIRSなどといった脳機能イメージング機器によって、この部位を流れる血流量の変化を測定することが出来るようになりました。いわゆる脳トレで「脳が鍛えられる!」と言ってるのは、この血流量が増えることを指しています。
ちなみに過去の研究成果によれば、特にアクションゲームやバトルゲームといった動的ゲームをプレイしているときの前頭前野では、血流量が減っているとのことです。
参考:テレビゲームが脳に与える影響
ただし、単純に血流量が増えたから良い、減ったから悪いとは、少なくとも現段階では言えません。ゲーム以外の作業でも前頭前野の血流量が低下する事例は多数報告されていますし、同じゲームでも初心者とバリバリの経験者では変化の度合いが変わってくるようです。

ゲームやってるときの脳活動を一発測定してみたところで、すぐにその影響について議論することは出来ませんが、前頭前野の働きと人間の認知活動の相関関係を体系的に説明する時に、貴重な材料のひとつにはなり得るでしょう。


話を戻しましょう。

「ゲームが人に与える影響について、他のメディアのそれと比較しながら考察したい」

今回はせっかくなので、陵辱という表現にスポットを当てて、次のような実験を妄想してみました。

・まず、適当な陵辱ゲームを見繕います。

・その陵辱ゲームの中で、明らかに陵辱しているシーン(濡れ場)を選び出します。しかし、長すぎるシーンは計測に不都合なので、5分程度で終わるものを選びます。

・そのシーンと同じ場面のマンガと小説、アニメ、実写ビデオを用意します。このため、見繕うゲームは出来るだけ既に複数のメディアで発行されているものが良いでしょう。実写化されてるのはさすがに見当たらないと思いますので、新たに作るしかないですが……

・十分な数の人に集まってもらい、彼ら(別に男に限らなくても良いのですが……参加してくれるのであれば)を、次の各グループに分けます。そして、各グループでの行為中における、前頭前野周辺の脳活動を、NIRSによって測定します。

「陵辱ゲームをしてもらうグループ」
「そのマンガ版を読んでもらうグループ」
「その小説版を読んでもらうグループ」
「そのアニメ版を見てもらうグループ」
「その実写ビデオ版を見てもらうグループ」

各行為の時間は揃えた方が良いでしょう。
また、測定中はむやみに身体を動かさないように我慢してもらいます。ゲームに関してはマウスをクリックするのみ、マンガや小説は、ページをめくるのみで。NIRSは他の測定機器に比べて耐性がある方とはいえ、それでも激しく身体を動かされるとデータが当てにならなくなるようです。

・計測と合わせて、被験者さんにはアンケートに答えてもらいます。
「この作品をプレイしたことがあるか」「この媒体(ゲーム・マンガetc)にはどれくらい親しんでいるか」は最低限聞くとして、嗜好や性格も出来る限り聞いたほうが良いでしょう。


このような実験で、仮にマンガでも小説でもアニメでも実写でも、ゲームと同様の結果が出たとしましょう。そうなれば、

少なくとも陵辱を表現しているメディアに関して、ゲームだけを殊更突っ込まれるべき科学的根拠は無くなる……かもしれない。

すいません、ちょっと言い切る自信は無いですm(_ _)m



うーんそれにしても、特に捻りのない実験手法ですね。第一こんな実験にどうやって被験者集めるんだよ。

「謝礼出すからエロゲやって」

なんて告知を大学の掲示板に出すのか?マジパネェ。




あーあ!
……こんなの院試の願書の研究計画書に書いて、提出出来るわけがない!

ま、〆切まであと1ヶ月以上ある。もっとゆっくり考えてみることにしよう。


いいアイデアあったら、どうか恵んでやってください……。


それでは。