徒然CURIOSISM

同人サークル「CURIOSIST」主宰・朝森久弥の雑文の集合体です。

2009朝森的ベストテン〜マンガ編〜

 強さとは 一体 何なのですか?
 自分の心に嘘をつかなくては
 得られないものですか?


 好きなものを 好きだと言える勇気や
 楽しもうとする前向きな力
 自分に正直である事もまた
 強さと考えてはいけないのですか?


(出典:桜蘭高校ホスト部(著:葉鳥ビスコ) 白泉社・LaLa2005年7月号掲載 by須王環)


 相変わらず、絶賛冬コミ作業中の朝森久弥です、こんばんは。

 今書いているのは、今回の冬コミ新刊である、「日本オタク文化検定 公式テキスト vol.2」です。自作の検定・日本オタク文化検定の解説本ですが、書きたいことが沢山ありすぎて、ページ数がどんどん増えていきます(泣笑)

 このままいくと、vol.1に比べて文字を小さくしても、50ページを超えてしまいます。当初は300円で売ろうと思っていたのですが、とてもじゃないけど、ムリです。
 というわけで、大変申し訳ないのですが、この新刊の頒布価格を十中八九、値上げします。幾らになるかは出来る限り前日までに告知する予定ですが、当日になってしまうかもしれません。どうか、ご容赦くださいm(_ _)m


 なお、CURIOSISTの冬コミ特設サイトはこちらになっております。どうぞご覧くださいませ。


 それでは只今より、「2009朝森的ベストテンシリーズ」第2弾、「マンガ」編を披露致します。私がこの1年間でよく読み、感銘を受けたマンガ作品を10作、厳選してご紹介致します。

 発表の前に、前回と同じく前もってWeb拍手を置いておきます。拍手&コメントはこのコをクリックしてどうぞ!お待ちしていますm(_ _)m

 


 それでは、発表していきます!!

10位:KING GOLF(@週刊少年サンデー

スポーツ漫画の異端児。

KING GOLF (1) (少年サンデーコミックス)

KING GOLF (1) (少年サンデーコミックス)

自己チューヤンキーな問題少年がゴルフの世界に飛び込むお話。ただのスポ根だと思ったら痛い目に遭うので、要注意。彼の破天荒な言動やド迫力なスイングもさることながら、ゴルフ特有の心理描写こそが本作品の真骨頂。これぞサンデーイズムというべきか。

9位:いぬまるだしっ(@週刊少年ジャンプ

ジャンプの王道・お下品ギャグに留まらない何か。

いぬまるだしっ 1 (ジャンプコミックス)

いぬまるだしっ 1 (ジャンプコミックス)

前作・ペンギンと比べ、あらゆるものが数段アップしている。ギャグは単純明快、だがそれがよい。テンポの良さも笑いをよく誘っている要員だろう。自重しないパロディネタも、ジャンプの遊び心の象徴と言えよう。

8位:きみといると(@コミックハイ!

( ̄∀ ̄)ニヤニヤが止まらないっ!

きみといると 1 (アクションコミックス)

きみといると 1 (アクションコミックス)

よくあるボーイ・ミーツ・ガール。ただし、決して気取らない。チートは一切無い。これぞ等身大のラブストーリー。普通の恋愛マンガを読んできた人には「じれったい」とか思うかもしれないが、こういうのがリアルだよね、と過去をしみじみ振り返らずにはいられない作品。

7位:ベイビーステップ(@週刊少年マガジン

真・王道テニスマンガ。

ベイビーステップ(1) (講談社コミックス)

ベイビーステップ(1) (講談社コミックス)

真面目で几帳面な優等生、丸尾君がプロテニスプレイヤーを目指すアツイお話。根性論で片付けることをせず、とことん理論に基づいているため、彼の成長にはとてつもないリアリティがある。あと、ヒロインが何気にかわいい。なっちゃん然り、清水さん然り('' ▽ '''_)

6位:初恋指南(@ちゅちゅ)

恋も漫画も真剣勝負!

初恋指南 1 (ちゅちゅコミックス)

初恋指南 1 (ちゅちゅコミックス)

バクマン。の少女漫画版と言えば分かりやすいだろうか。バクマン。が業界の内情にスポットを当てているのに対し、こっちでは漫画を描く技術の説明に詳しい。女の子たちにはニーズがあるのだろう。
 三角関係(もちろん男が2人)の描写もベタながら深みがあって少女たち(と一部の大きなお友達のハートを掴んで離さない。やぶうち先生の描く男はイケメンではあるが、男視点から見ても格好いいから素直に応援出来るのだ。

ベストテンまであと少しだったマンガたち

マギ(@週刊少年サンデー
 →本格冒険ファンタジー。「すもももももも」好きじゃなくても必見。アニメで見てみたい。
スマッシュ!(@週刊少年マガジン
 →テニススポ根漫画、と見せかけてラブ要素高し。優飛かぁいい(*´Д`)
バクマン。(@週刊少年ジャンプ
 →漫画家を目指す少年たちの成り上がりストーリー。しかし最近の恋愛ドロドロ展開は読者置いてきぼりではないか?
奏〜かなで〜(@マガジンSPECIAL
 →純和風・正統派ラブコメ。今風の絵柄を取り入れつつも軸はぶれない瀬上先生に感服。
賢い犬リリエンタール(@週刊少年ジャンプ
 →犬が周囲の人間を不思議空間に巻き込んでいくお話。緩さが好み。サンデーに載せた方が良かったかもしれないが。
いつわりびと◆空(うつほ)◆(@週刊少年サンデー
 →嘘つきバトルファンジー。頭に心地よい刺激をもたらしてくれる。




さぁ、ここからはベスト5の発表です!!





5位:はなまる幼稚園(@ヤングガンガン

純粋に、癒される。

はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)

はなまる幼稚園 1 (ヤングガンガンコミックス)

幼稚園児とその先生たちのふれあいを描いたハートフルコメディ。
……確かに、杏ちゃんも柊ちゃんも小梅ちゃんも可愛い。しかしそれはロ○とかペ○とかそういう気持ちによるものではない。あくまで純粋に可愛いのだ。その行動ひとつひとつに癒されるのだ。
むしろ(・∀・)ニヤニヤすべきは青年たち、即ち土田先生×山本先生と、花丸先生×真弓ちゃん(山本先生の妹)の恋模様だろう。山本姉妹の常人離れの鈍感さに振り回される男ふたりの悲哀と、それでも毎日幸せそうに生きている彼らを見ると、僕らも元気を出そうと思えてくる。

4位:ひよぴよえにっき。(@まんがタイムきららキャラット

邪な気持ちはこのふたりの前には全て、消えてなくなる。


著者・琴久花央先生のサイト
※まだ単行本が刊行されてないので作者のサイトを紹介


小学5年生の女の子・ちあきが2歳の妹・はるをお世話するお話。ちあきの妹を愛する心は世界一だが、持ち前のドジッ娘属性を発揮して悪戦苦闘。でもそんなちあきを見てはるもなんだか楽しくなってしまうのだ。
連載開始から、ほとんどこのふたりの空間でお話が完結している。安易にキャラを増やして「誰かに萌えればいいだろー」という昨今の萌え四コマにありがちなパターンとは一線を画していて、この姿勢には非常に好感を持つ。
何より、はるもちあきもめがっさかぁいいよぅ(*´Д`)

3位:未満れんあい(@コミックハイ!

おれらのための、ド直球ラブコメ

未満れんあい 1 (アクションコミックス)

未満れんあい 1 (アクションコミックス)

エロゲ会社勤務、魔法使い直前の青年・黒瀬が、ひょんなことから女子中学生・ともえと出会い、惚れてしまったからさぁ大変。
犯罪の臭い……と思いきや、偶然に偶然が重なり、ふたりの距離が縮まっていくように見えるが、果たして。
話の流れがチートなのはマンガなので構わない。むしろ面白い。ただの「空から女の子が降ってきた」状態ではないので、ゴールに辿り着くまでに、黒瀬は一本の赤い糸に必死にしがみつかねばならず、その光景は見ていて応援せずにはいられない。


2位:SKET DANCE(@週刊少年ジャンプ

どこからともなく、ノスタルジー

SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)

SKET DANCE 1 (ジャンプコミックス)

ボッスン率いる「スケット団」たちの活躍を描いたお話。基本はギャグで、時々シリアス。これを読んでるとこち亀に似た安心感を感じるのは私だけだろうか。
多分主なターゲット層は私より少し上の世代の人々だろうが、私としても、高校生活のおバカなノリという意味では、登場人物らの掛け合いを見ているとしみじみ思うところがある。
私がジャンプを立ち読みしながら百面相していたら、多分このマンガのせい(そしてその光景を人に見られたときは、ジャンプを買うことにしている)。

1位:はじめてのあく(@週刊少年サンデー

僕もそっちに行っていいすか?

はじめてのあく 1 (少年サンデーコミックス)

はじめてのあく 1 (少年サンデーコミックス)

女子高生・キョーコの家に悪の科学者・ジローがやってきて、居候することに。ジローとキョーコはいとこ同士で同級生。年頃の男女が一つ屋根の下で育む……(ryと書くと、もの凄く何かを期待させる作品になるが、実際、期待できる。あくまでコメディをだが。
この作品の魅力はキャラひとりひとりの際立った個性に収斂する。科学者としては優秀だが世間知らずのジロー、女性としての魅力は足りないがツッコミ力は天下一品のキョーコ、無駄にノリのいいふたりの家族と友だち。隅々にまでお楽しみ要素が満載で、彼らに囲まれて毎日が楽しくないわけが無い!
ジローとキョーコの仲が思いの外早く進展しており、近くに打ち切りになってしまうのではないかと別の意味でもハラハラドキドキさせてくれるが、多分この心配は杞憂であると信じたい。

……ちなみに私は、コスプレ少女・ユキがど真ん中ストライクです(*´Д`)



別格、或いは神。

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)

ひだまりスケッチ (1) (まんがタイムKRコミックス)


ウメスは大変なものを変えていきました。

私の、人生です!


……。


来年のマンガ業界に幸あれ!

それでは。