徒然CURIOSISM

学びクリエイター朝森久弥とサークル「CURIOSIST」のブログです。

2018年の抱負。

朝森久弥です。
改めて、明けましておめでとうございます。
毎年恒例の「今年の抱負」、いつも通り、去年の抱負を振り返ったのち、今年の抱負を発表いたします。

2017年の抱負を振り返り。

全体スローガン:アウトプットに裏付けられたブランディング


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース
一部だけできました。スマホ対応はかなわなかったものの、新作として「キュードル! Versus The West」「キュードル! Geek Seeker」の2本を世に送り出すことができました。
スマホ対応に向けては、RPGツクールMVからスマホアプリ化できる「Monaca for RPGツクール」を試したのですが、上手くいかず。実は、私のタブレットの中には既に「キュードル! Fresh Q-dol festival」のAndroid版が入っているのですが、いざクイズステージをやってみると、なぜかタイマーが約2分の1の速さでしか動かず、世に出すには改良が必要という判断に至りました。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」を1章分以上発表
できませんでした。ゲーム制作に思いの外時間がかかり手が届かず……。あと、昨今の日本オタク文化事情を鑑みるに章立ての変更が必要になったので、元々立てていた台割を再検討していました。今度こそこの台割で固まった、はず。


「教育データバンク」:「大学のセキララ」の完成
できませんでした。「大学のセキララ」は、ベールに包まれている日本の大学の実態を定員充足率と財政事情からつまびらかにする企画でしたが、ここにきて大学の情報公開が積極的になり、大学ポートレートなどの有用なサイトが現れるようになりました。よって、「大学のセキララ」はいったん休止としましたが、日本の大学業界が良い方向に進んだのは良かったことだと受け止めています。

2018年の抱負!

全体スローガン:CURIOSISTファン面積の拡大


CURIOSISTはいま、第3ステージに突入していると見ています。
大学(学部)に通いながら、ごく小規模に同人ゲームを作っていた第1ステージ。
大学院生として研究者を目指しながら、色々な人と同人ゲームを作りつつ、進学校Mapなど他のことに手を広げた第2ステージ。
就職して生業に精を出す中、「ゲーム制作」「日本オタク文化」「教育データバンク」の三本柱を推進する第3ステージ。
おかげさまで、ネットの世界では「なんかクイズゲームいっぱい作っている人」進学校にやたら詳しい人」という評判を得られるくらいにはなったんじゃないかなと思いますが、これだけでは飽き足らないのがCURIOSISTである朝森久弥という人間です。
引き続き三本柱をしっかりと伸ばし育て、今までCURIOSISTを知らなかった人にも、CURIOSISTの名が知られるようになりたい。具体的には…


「ゲーム制作」:「キュードル!」スマホ対応&新作リリース
⇒悔しいかな、去年とまったく一緒ですね。「キュードル!」スマホ対応について、形態は色々考えているんですが、ネイティブアプリではなく、ブラウザゲームにするのも一案だと思っています。これまでCURIOSISTのゲームを遊んでいただいているPCユーザーの人たちと、まだCURIOSISTのゲームを遊んだことがないスマホユーザーの人たちが共に遊べる場を提供していきたい。
新作リリースについては、キュードル!の第5弾と第6弾をコミケ合わせで制作する予定です。


「日本オタク文化」:「教科書 日本オタク文化」の一部を紙媒体で発表
⇒これも去年とほとんど変わらないのですが、敢えて「紙媒体で」と付したのは、形として残るものを今年のうちに出しておきたいという決意の表れです。「進学校Map」のときと同じように、まず「教科書 日本オタク文化」の内容をTwitterか何かでつぶやき、それをTogetterか何かでまとめ、ある程度溜まったら書籍化(同人誌化)しようと考えています。
つぶやきながらフォロワーの皆さんのコメントをいただきつつ、よりよいオタクの正史を作っていきたいと思います。よろしければご協力ください!


「教育データバンク」:進学校Map改訂準備と諸外国の教育制度調査の継続
⇒現在公開している進学校Mapは結構古いです。2013年までの情報で選定されているため、2018年の今となってはあちこちにガタが来ています。そこで、2020年の改訂を目指し、今から中学・高校入試や大学合格実績の記録を集め、準備を進めていきます。なぜ2020年かというと、現行のセンター試験が2020年1月にラストを迎え、2021年1月から、大学入試共通テストという新テストが始まるからです。現行の大学入試システムが終わる瞬間の進学校の情勢をまとめておくことは、新制度が始まり情勢が変化したときに、比較材料としてきっと重宝するでしょう。
また、去年から日本だけでなく海外の教育制度にも興味を持つようになり、手始めに中国の高考やフランスのグランゼコールの制度を調べました。今年はさらに他の国の教育制度を調べていき、諸外国にも進学校というものは存在するのか、エリート養成にどのように臨んでいるのかを探求していこうと思います。


これまでに続けてきたことは大切にしつつも、新しいフィールドに向けてアウトプットしていくことで、CURIOSISTというブランドが、より広範囲に受け入れられるようにしていきたい。そうして、楽しい学びを世に広めていくことが、ひいては私が人生を賭す目標である「一人でも多くの人の人生の選択肢を増やす」を実現する確かな一歩になると確信しています。


あっという間に30歳!短い人生、出し惜しみせず過ごそう!


今年もよろしくお願いいたします。