徒然CURIOSISM

同人サークル「CURIOSIST」主宰・朝森久弥の雑文の集合体です。

マイベストブック2020

毎年年始恒例となっている朝森久弥の「マイベストブック」。この記事では、2020年に読んだ本のうち、私の人生に特に影響を及ぼした本を紹介します。
マンガ部門とマンガ以外部門に分けて発表します。

 

マンガ部門

 2.5次元の誘惑(リリサ)

2.5次元の誘惑 1 (ジャンプコミックス)

2.5次元の誘惑 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:橋本 悠
  • 発売日: 2019/10/04
  • メディア: コミック
 

 好きなものを好きで居続ける若人の生き様!

率直に言うと、このマンガの連載がジャンプ+で始まった当初は「まーた量産型エロコメが始まったか」と手を出さずじまいでした。絵柄はドストライクなんですが、この手のマンガは周囲に隠れて読むもので、バレたらなんか気恥ずかしい…みたいな思春期男子ムーブを発動していたのです。それでも、pixivコミックで無料公開されていたのを軽い気持ちで読み進めてみたら、まんまとハマってしまいました。まず、幼なじみヒロイン・美花莉がめっちゃ健気!そして主人公・奥村のオタク強度高すぎ!このマンガにおけるお色気要素はあくまでスパイスで、コスプレに打ち込むオタクたちの熱血青春譚は、一周回って少年ジャンプの王道展開そのものです。

…ここまでの経緯は多くの『2.5次元の誘惑』ファンがたどってきた道筋だと思いますが、私個別の推しを挙げると、やはりコスプレーヤー753(なごみ)ですね。753はコスプレが好きすぎてコスプレを仕事にした女子で、好きを仕事にした人間ならではの苦しみを味わい思い悩みます。彼女がヒロイン・リリサのリリエルに出会って自分を取り戻す流れは激熱なんですけども、その節々に現れる753のプロ根性、そしてコスプレに愛を注ぐさまが、私たちが大切にしたい何かを呼び起こしてくれるのです。好きなものを好きで居続けるのは簡単なことではないかもしれないけど、一生を賭して挑む価値があるものだということを。

このマンガの題材は「コスプレ」であり、著者がこの題材を扱えるだけのオタク(ここでは、日本オタク文化の愛好者という意味)に対する造詣の深さを有していることは、少し読めばすぐわかることです。私たちオタク(とくに2021年現在アラサーあたりの)が経験してきたであろうこと、感情をことごとく拾い上げ、それらへのメッセージを説教臭くなく発信する構成力の高さには脱帽せざるを得ません。私は2020年に『教科書 日本オタク文化』という同人誌を書きましたが、その私が断言します。『2.5次元の誘惑』もまた、日本オタク文化の教科書です!

 

マンガ以外部門

教育格差

教育格差 (ちくま新書)

教育格差 (ちくま新書)

  • 作者:松岡 亮二
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 新書
 

 返り血を浴びる大人の覚悟!

2019年に引き続き、ちくま新書からの受賞となりました。筑摩書房はこういう骨太な本を(価格の高い単行本ではなく)新書として出してくるから本当にありがたいです。この本の本編は約330ページありますが、「註記」と「引用文献」がそれぞれ20ページ以上あります。体裁がほぼ学術論文なんですね。ともすれば週刊誌が飛びつくような煽りやすいテーマを扱いながら、あくまで研究成果の公表に徹する著者の研究者としての誠実さが現れています。

幾重にも積み重ねられた調査結果を根拠に著者が訴えるのは、「戦後日本は、“生まれ”による教育機会の格差が存在し続けている緩やかな“身分社会”である」という事実です。親の学歴や生まれ育った地域によって、学力・学歴獲得の有利不利が存在する―朝森教育データバンクを読んでいるような人なら知識として知っていると思いますが、世間的には、さらに教員免許を取得する教師の間でも自明ではない現状に、著者は警鐘を鳴らしています。白眉なのは、たとえ(入試による選抜がない)公立小・中学校どうしであっても、その教育環境に強烈な格差があることを明らかにしたことです。進学校クラスタは、しばしば「公立vs私立」という構図で議論を展開しがちですが、そもそも公立の中でも一括りにはできないことを自覚しなければならないと耳が痛い思いでした。

著者は、日本に横たわる教育格差をどうにかしたいという想いで教育社会学を究めているけれども、それを(格差社会の勝ち組が集う)大学で説くことは、教育格差を強化することでもあるのではないかと煩悶しています。ですが彼は、返り血を浴びてでもその研究・教育を続ける道を選びました。同様の葛藤は、啓蒙をライフワークにしている私も持っていて、一足飛びに社会を変える処方箋がないことに打ちひしがれる日々ではありますが、「それでもやり続けるしかないよね」という著者の情熱に勇気づけられました。この本は、格差の存在に絶望するための本ではなくて、社会の、人間の可能性を諦めないための本なのです。

 

ノミネート作品

マイベストブック2020のノミネート作品は以下の通りでした。
(並び順が順位を表すわけではありません)

 

 【マンガ部門】

・二月の勝者(小学館

2.5次元の誘惑(集英社

・トナリはなにを食う人ぞ(白泉社

恋愛ラボ芳文社

・【推しの子】(集英社

 

【マンガ以外部門】

・平成オタク30年史(新紀元社

・ねじ子が精神疾患に出会ったときに考えていることをまとめてみた(照林社

・男が痴漢になる理由(イースト・プレス

・100分 de 名著 ブルデューディスタンクシオン』(NHK出版)

・教育格差(筑摩書房

 

『トナリはなにを食う人ぞ』は自炊好きカップル同棲ラブコメで、ヒロイン・稲葉さんが美味しそうに食べている顔が本当にかわいいです。『恋愛ラボ』は完結おめでとうございます!エノが報われて本当に良かった……!

『平成オタク30年史』はその名の通りの本で、拙著『教科書 日本オタク文化』の執筆時に大いに参考にさせていただきました。『ディスタンクシオン』は2020年末にTwitterの教育クラスタが話題にしているのを見つけてまさに自分のための本だと思いました。これが500円台で出版できてしまうNHKは本当にすごいですね…『教育格差』と併せて読むことをおすすめします。

 

 

今年も素晴らしい本に出会えますように。

2021年の抱負。

明けましておめでとうございます。朝森久弥です。

毎年恒例の「今年の抱負」です。去年の抱負を振り返り、今年の抱負を発表します。

 

2020年の抱負を振り返り。

全体スローガン:常識は私が作る

 

「ゲーム制作」:『アマゲチッタ!!』第2弾リリース

できませんでした。『アマゲチッタ!!』は『教科書 日本オタク文化』に準拠したクイズゲームという位置づけなので、『教科書 日本オタク文化』が完成しないとクイズの内容・配置が決まりません(2019年に出した第1弾は、実質プロトタイプです)。2020年は『教科書 日本オタク文化』を書き上げるのに精いっぱいで、『アマゲチッタ!!』第2弾の完成までこぎつけられませんでした。ただ、水面下で制作作業は進めています。

 

「日本オタク文化」:『教科書 日本オタク文化』完成

できました。2020年5月に『上巻』、2020年12月に『下巻』を、それぞれメロンブックスで委託販売しました。リアルコミケでの頒布ができなかったにもかかわらず、多くの人に手に取ってもらうことができ、このコンテンツの将来性に期待を持ちました。これを機に、日本オタク文化の常識が日本に住む大勢の人に浸透することを願っています。

 

「教育データバンク」:『進学校Map』改訂作業と外部サイトの継続的運用

それなりにできました。進学校Map』三訂版の執筆に先立ち、日本全国の進学校(候補)の公式サイトをチェックし、2020年春の大学合格実績を収集しました。また、その結果を参考にした記事を、noteで随時公開しました。2020年の1年間で12県の進学校Mapの記事を公開しており、これらはいずれ同人誌に収録して刊行する予定です。

 

2021年の抱負!

 全体スローガン:メディアミックスで広がる世界

 

いま、米国発のYouTubeが動画共有サービスの覇権を握り、日本を含む全世界で流行の発信地になっていることは明らかです。一方、日本発のWebサービスであるnoteが、文章を中心としたコンテンツの集積地として注目を集めつつあります。私は、まだスマホを使い始めてから1年弱しか経っておらず、世間の情報収集方法の変化について戸惑いを隠せないところがありましたが、ようやく慣れてきたところです。

私のクリエイターの矜持として、「まずコンテンツありき」という信念があります。魅力的なコンテンツに触れたいがゆえに、それを叶えるメディアを使うようになる。一方、それぞれのメディアにはそれぞれのユーザーがいて、そこに持っていくことで、新たな出会いがあることも歴史が証明しています。

私は2015年にCURIOSIST三本柱を掲げ、それぞれある程度のコンテンツを築くことができました。あとはそれをどう広げていくか、そういう局面に入っていると思います。具体的には……

 

「ゲーム制作」:『アマゲチッタ!!』第2弾リリース

⇒2020年の抱負の焼き直しに見えますが、同人誌『教科書 日本オタク文化』をクイズゲームという形で楽しんでもらうというメディアミックス戦略と位置付けています。教科書を書き上げたことで私の中に構築された日本オタク文化の知識体系を活かして、より多くの人に楽しみと役立ちをお届けするクイズゲームに進化させます。

 

「日本オタク文化」:『教科書 日本オタク文化』授業動画の公開

YouTubeで、拙著『教科書 日本オタク文化』を用いた授業動画を投稿します。同人誌の動画化というメディアミックス戦略の一環です。

www.youtube.com実は、同人サークルCURIOSISTはYouTubeに公式チャンネルを持っています(この機会にチャンネル登録お願いします!)。これまではあまり活発に投稿していませんでしたが、『教科書 日本オタク文化』を書き上げたいま、これを使えば、かなりの数の動画が投稿できるし、しかも希少性が高いことに気づきました。これだけにかかりきりになることはありませんが、継続的に投稿していく次第です。

 

「教育データバンク」:note(朝森教育データバンク)の継続的更新と『進学校Map』三訂版刊行

⇒2020年に引き続き、noteで『進学校Map』(三訂版)を都道府県別に更新します。また、ある程度記事を投稿した所で、記事を編集して紙の同人誌として刊行します。いま、Boothで通販している『進学校Map』(改訂版)はとても簡素なコピー本なので、せっかくお金を出していただく人のために、きちんと製本したフルカラーの冊子にしたいですね。おそらく、「西日本(九州沖縄・四国・中国)」「中日本(関西・中部)」「東日本(関東・東北・北海道)」の3分冊になる見込みです。

これについては「メディアミックスなのか?」という話ですが、まず原作であるところの『進学校Map』(三訂版)を完成させるのが先決で、完成させれば『教科書 日本オタク文化』と同様の展開が期待できます。もっと言うと、私がふだんからTwitter進学校談義しているのは、『進学校Map』のメディアミックスという考え方もできますね。

 

 

私は意外と(?)人の目を気にする性質があって、世間で大勢の人が盛り上がっていることに盛り上がれない自分が恥ずかしいと思うことがあるんですが、こうして自らの営みを振り返ってみると、自分で盛り上がれるもの持ってるんだから別に恥ずかしがることなくない?というか、もう手遅れだよねと改めて思いました。当分の間、通勤時間が大幅に削減されるわけですし、体には気を遣いつつ、精力的に同人活動に励んでいきたいと思います。

 

今年もよろしくお願いします。

エアコミケ2サークル参加情報

こんにちは、朝森久弥です。

 

2020年の年末は、冬コミの代わりに「エアコミケ2」が、オンラインで12月30日・12月31日の2日間行われます。

CURIOSISTもエアコミケ2に家からサークル参加します!

一応、スペース番号として「A00365」が割り振られていますが、オンラインなのであまり使うことはないですね。

 

おしながきは、以下の通りです。

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エアコミケ2おしながき

今回の新刊は、『教科書 日本オタク文化 下巻』です。

 マンガやアニメ、ゲームの歴史をイチから学べる評論同人誌で、C98に刊行した『教科書 日本オタク文化 上巻』の続編となっています。上巻は、戦前から1990年代前半までのできごとを扱っているのに対し、下巻は、1990年代前半から現在までのできごとを扱っています。

上巻がB5判68ページだったのに対し、下巻はB5判116ページと、約1.7倍のページ数に膨れ上がりました。日本オタク文化の愛好者は最近ほど増えていますから、取り上げるべきことが増えるのは必定ですが、正直ここまで増えるのは想定外でした。そういうわけで、下巻の頒布価格は上巻の1.5倍に設定しています。一応、これまでに上巻を買っていただいた方全員には行き渡るくらい印刷しました。どうぞお買い求めいただいて、日本オタク文化への理解を深めていただければと願っています。

 

『教科書 日本オタク文化 下巻』は、メロンブックスで委託販売します。

以下のページから注文ができます。エアコミケ2当日までは予約販売、当日以降は通常販売に移行します。

www.melonbooks.co.jp今回は、基本的に店頭には並べず、信販売オンリーで販売してもらうようにしました。なお、メロンブックスでは通信販売で注文した商品を店舗で受け取ることができます。店舗に行って買う派の方も、あらかじめWebで注文してから店舗に受け取りに行くようにしてください。

 

『教科書 日本オタク文化 上巻』も、引き続きメロンブックスで委託販売します。

www.melonbooks.co.jp『教科書 日本オタク文化 上巻』はC98(2020年5月)開催時にドバっと売れてから、夏・秋・冬にかけて細々と売れ続けていたのですが、数日前、ついに売り切れが発生してしましました。これを受けて、そこそこの部数をメロンブックスに追加納品することにしました。この記事を書いている12月27日午後8時現在では、再び注文ができるようになっています。上巻を実はまだ買ってないよという方、どうぞ下巻と併せてご購入くださいませ。

 

さて、エアコミケ2サークル参加にあたり、メロンブックスに委託していない作品はどう頒布しようと検討した結果、Boothによる自家通販を新たに始めることにしました。

Boothは、pixivと連携している通販サービスで、同人サークルの自家通販によく使われています。特筆すべきは、「あんしんBoothパック」という機能を使うことで、販売者も購入者も匿名で作品のやり取りができることです。

curiosist.booth.pmCURIOSISTのBoothでも「あんしんBoothパック」を採用し、お互いに匿名で自家通販を実施します。エアコミケ2サークル参加を機に、以下の作品をBoothで頒布し始めました。

ちなみに、頒布物はパッケージ版のゲームまたは紙の同人誌のいずれかで、ダウンロード版や電子書籍ではありません。

  • 『アマゲチッタ!!』
  • 『キュードル! All Star』
  • 『キュードル! Q-dol Grand Prix』
  • 『キュードル! Tokyo Summer Challenge』
  • 『キュードル! Geek Seeker』
  • 『キュードル! Versus The West』
  • 『キュードル! Right Answers』
  • 『キュードル! Fresh Q-dol festival』
  • 『国立オタク学院』
  • 『おざわのやぼう弐』
  • 進学校Map vol.4 [東海・山陽編]』
  • 進学校Map vol.2 [四国・九州編]』
  • 進学校Map vol.1 [北海道・東北・北関東編]』

 なお、Boothでの頒布価格は、即売会での頒布価格と意図的に変えています。発送の際の梱包などにかかる費用を上乗せする一方、すでにフリー版として公開しているゲームは価格を下げました。

 これに加えて、送料がかかります。詳細はBoothのページを見ていただきたいですが、基本的に6点までは送料370円均一で発送いたします。送料をお得にしたい方は、まとめ買いをご検討ください。

  

コミケがどう変わろうと、CURIOSISTは創作活動を続けています。

皆さまも、愉快な年末をお過ごしください。

どうぞよろしくお願いいたします!

C98(エアコミケ)御礼

こんにちは、朝森久弥です。

C98(エアコミケ)、大変にお疲れ様でした!

 

コミケ史上初の中止という事態に直面しながらも、私の周囲では、大過なくイベントを終えられたのかなと思います。予定通り新刊『教科書 日本オタク文化 上巻』を出すこともできましたし、委託販売でありながら当初の想定よりは注目していただけています。

 

『教科書 日本オタク文化 上巻』は、今後も当分の間メロンブックスで委託販売を続けます。下の販売ページからお買い求めいただけます。

www.melonbooks.co.jp

これを書いている2020年5月6日現在、在庫が“残りわずか”と表示されています。これは通販在庫のことで、店舗在庫はもう少し余裕があるんですが、店舗に買いに行ける方も実際に買う方も少ないようなので、メロンブックスには店舗在庫を通販在庫に移してもらえるかお願いしているところです。店舗在庫は残ってるのに通販在庫はない、という状況が極力生じないように努めたい次第です。メロブは、通販商品を店舗で受け取ることができるので、店舗に行く派でも買えないことはないはずなんですよ。店舗に陳列すればその場ですぐ買ってもらえるというメリットはもちろんあって、平常時はそれが有効に働くのですが……)

もっとも、元々の発行部数が少ないので、店舗在庫もさほど多いわけではありません。ですので、欲しい方はお早めにお買い求めいただくことをおすすめします。

 

C98合わせでフリー版を公開した同人クイズゲーム

『アマゲチッタ!!』

『キュードル! Tokyo Summer Challenge』

『キュードル! Q-dol Grand Prix』

は、引き続きふりーむ!で無料公開し続けるので、お楽しみください。

www.freem.ne.jp

www.freem.ne.jp

www.freem.ne.jp

 

あと、C98のサークル参加中に、朝森久弥がひたすら投稿し続けた #エア旅行 ツイートは、Togetterにまとめておいたのでご覧ください。写真ばかりで表示が重たいかもしれませんが……。

togetter.com

 

今後のCURIOSISTのサークル活動ですが、まず、

『教科書 日本オタク文化 下巻』

の執筆にとりかかりたいと思います。

書名の通りC98新刊の続刊で、2020年中の発行を予定しています。C99が2020年12月に開かれればその時に出しますし、万一開かれなくても、今回のように委託販売するなど、何かしらの手段で発行します。即売会の有無は、私の創作意欲にほとんど影響しません。

ほかにも『アマゲチッタ!!』の続編や、『進学校Map』の改訂版など、やりたいことが目白押しです。最優先は『教科書 日本オタク文化 下巻』ですが、色々なものを精力的に作っていくつもりです。

 

 

引き続き、ご支援ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。

朝森久弥への連絡先メールアドレスについて(2020年5月~)

2020年5月現在、朝森久弥への連絡先メールアドレスはWeb上では原則非公開としています。

 

朝森久弥、または同人サークルCURIOSISTにご用の際は、CURIOSIST公式サイトのトップページに設置したお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

2019年末に、朝森久弥はメールアドレスの変更を行いまして、「q」で始まるメールアドレスは利用できなくなっています。

「q」で始まるメールアドレスを知っている方も、このアドレスには連絡せず、CURIOSIST公式サイトのトップページに設置したお問い合わせフォームからご連絡ください。

 

例外として、CURIOSISTが公開する作品の説明書や奥付に、朝森久弥への連絡先メールアドレスを記載している場合があります。2019年以前に公開した作品には、「q」で始まるメールアドレスが掲載されていますが、このアドレスは利用できなくなっているので、ご容赦ください。

 

お手数おかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

C98(エアコミケ)サークル参加情報 第3報

こんにちは、朝森久弥です。

 C98(エアコミケ)に向けての準備がようやく一通り整ったので、サークル参加情報を改めてまとめておきます。

 

CURIOSISTは、コミックマーケット98(エアコミケ)に家からサークル参加いたします

おしながきは以下の通りです。

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C98(エアコミケ)おしながき(1/2)

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C98(エアコミケ)おしながき(2/2)

今回の新刊は『教科書 日本オタク文化 上巻』です。

マンガやアニメ、ゲームの歴史をイチから学べる評論同人誌となっています。B5判68頁、表紙はたまのちさんに描いていただきました。

『教科書 日本オタク文化 上巻』は、2020年5月上旬からメロンブックスで委託販売を開始します。委託販売での価格は1100円(税込)です。即売会価格(800円)より高くなりますことをご容赦ください。

購入は次のページからできます。店頭で買うのは至難の業だと思うので、通販での購入をおすすめします。

www.melonbooks.co.jp

『教科書 日本オタク文化 上巻』の具体的な内容を知りたい方は、

前回のブログ記事や、

asamorihisaya.hatenablog.jp『同人サークルCURIOSIST 公式チャンネル』に投稿したYouTube動画、

www.youtube.comTogetterにまとめたまえがきをご参照ください。

togetter.com

 

コミケでは普段、新作だけでなく旧作も頒布するのですが、今回はエアなので置き場がありません。そこで、旧作ゲームのうち3本を、Webで無料公開することにしました。

『アマゲチッタ!!』(C97初出)

www.freem.ne.jp

『キュードル! Tokyo Summer Challenge』(C94初出)

www.freem.ne.jp

『キュードル! Q-dol Grand Prix』(C95初出)

www.freem.ne.jp

公開先のサイトは、3本とも「ふりーむ!」です。

このうち、『アマゲチッタ!!』はブラウザとパソコンのどちらでも遊べます。

一方、『キュードル!』の2本はWindowsパソコンでのみ遊べます。

なぜこのような違いがあるかと言うと、『キュードル!』の2本は画像・音素材が大量に詰まっていて、ブラウザで遊ぶには動作が重すぎるからです。ブラウザゲームスマホでも遊べるというメリットがあるものの、パソコンゲームに比べて動作が重たくなりやすく、まともに動作しないことには意味が無いので、やむなくパソコンのみとさせていただきました。

気軽にオタククイズに挑戦したい人は『アマゲチッタ!!』を、クイズを解くアイドルたちの物語をじっくり楽しみたい人は『キュードル』の2本を遊んでみてください。

 

また、上のおしながきにも書いた通り、『アマゲチッタ!!』は『教科書 日本オタク文化』の公式問題集と位置付けています。知識を定着させるには教科書を読むだけでなく、問題を解くのがとても効果的です。『教科書 日本オタク文化 上巻』は、通販だと届くのに少し時間がかかるので、注文いただいた方は、届くまで『アマゲチッタ!!』を遊んでいただくとよろしいかと思います。

 

なお、旧作ゲームでは上の3作の他にも、フリー版としてWebで無料公開しているゲームがあります(※必ずしもすべてを無料公開するとは限りません)。この機会にぜひ遊んでみてください!

curiosist.com

 

朝森久弥は同人活動と同じくらい旅行好きで、GWは毎年どこかに行ってます。なので、GWに家にいなければならないことの寂しさはよくわかります。家で過ごす皆さんに、CURIOSISTの創作物が少しでも楽しみと役立ちを届けられればうれしいです。

 

今回も、どうぞよろしくお願いします!

(幻の)C98サークル参加情報 第2報

こんにちは、朝森久弥です。

 

同人サークルCURIOSISTでは、C98に頒布予定だった

新刊『教科書 日本オタク文化 上巻』を、

メロンブックスにて2020年5月上旬から委託販売いたします。

店舗には買いに行きづらい方も多いと思いますので、信販での購入をご検討ください。

4月22日から、メロンブックス内の以下のページで予約を受け付けています。

www.melonbooks.co.jpさきほど確認したら、早速予約が入っていました。ありがとうございます!

 

クイズゲームを出すことが多いCURIOSISTですが、今回の新刊は評論同人誌です。

日本のマンガやアニメ、ゲームなどの歴史と現状をイチから学べる本となっています。

B5判で68ページ(文字数では約6万5000字)、メロンブックスでの委託販売価格は1100円(税込)です。即売会で頒布する際の価格は800円なのですが、委託販売では手数料や税金などで若干お高くなりますことをご容赦ください。

 

新刊の表紙は、和服っ娘の第一人者で、CURIOSISTの『キュードル!』『アマゲチッタ!!』でおなじみの、たまのちさん(@tamanoti)に描いていただきました!

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『教科書 日本オタク文化 上巻』表紙 byたまのちさん

 

 『教科書 日本オタク文化 上巻』のもくじは、以下の通りになっています。

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『教科書 日本オタク文化 上巻』もくじ

上巻で扱うのは、おおむね1990年代前半までのできごとです。1990年代後半から現在までのできごとは、2020年中に刊行予定の下巻で扱います。

上巻にはたとえば、

といった内容が含まれていて、当該年代の方には「そうそう!こういうことあったよね~」と懐かしんでいただけること請け合いです。逆に、私(1988年生まれ)と同世代かさらに若い方には、「こういう面白い時代もあったんだな…」と、上の世代との円滑なオタク的コミュニケーションに役立てていただければと思います。

 

以下の紙面サンプルからも分かるように、この本は”教科書”という響きに合わせて、まじめな体裁になっています。もっとも、文章の硬さレベルは高校の教科書を参考にしていまして、ちまたの専門書に比べれば取っつきやすいと自負しています。

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『教科書 日本オタク文化 上巻』第3章第4節から

 

クイズゲーム作家の私としては、知識は問題を解いてこそ身に付くという思いがあるので、章末問題として4択クイズを付けました。

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『教科書 日本オタク文化 上巻』第3章章末問題(抜粋)

章末問題は、この本を読んだ人にとっては簡単だと思いますので、物足りなければ、CURIOSISTの『アマゲチッタ!!』などに収録されている日本オタク文化クイズに挑戦してみてくださいね。

 

CURIOSISTの作品の根底には、「知る」から始まる想像力(イマジネーション)という考え方があります。知識を得て、自分が認識できる世界を広げることで、自分以外の誰かについて想像し、理解しようとする―そうした営みを手助けするための作品を作っているつもりです。クイズゲームにせよ、進学校Mapにせよ。

日本で生きる人は、多かれ少なかれ日本オタク文化に触れて日々を過ごしています。『教科書 日本オタク文化』で日本オタク文化の歴史と現状を一通り学ぶことは、現代日本で生きる人の感性や、物の考え方の理解することにつながると、私は確信しています。その結果、日本で生きる人同士の相互理解が進んで、少しでもハッピーな人が増えたらこれに勝る喜びはありません。

……などと大げさに構えなくても、単純に、日本のマンガやアニメ、ゲームのことをもっと深く理解できる楽しい本にしましたので、皆さまお手に取っていただければ幸いです。

よろしくお願いします!